わたしには年長の長男がいます。
夏にカブトムシを初めて飼いました。
毎日えさを変えたり
カブトムシが過ごしやすい環境を
気にかけてくれていました。
そのカブトムシが先日お空へ‥
死んじゃったことを知った長男は
どんな反応をするかと思ったら‥
スルー‥
というか、あえて触れない感じ。
「今度のお休みお空に行けるように
土にうめてあげようね」と言って
今日土に埋める作業をしました。
なんとなく心ここにあらずの長男。
あんまり興味ないのかな?
どうでもいいのかな?
と思ってました。
終わり、部屋に帰ろうとするとき
息子がこっちを寂しそうに見てました。
「大切に育てたカブトムシさん、
きちんとお空に行って見守ってくれるよ」
とぎゅーっとしたら
しくしく泣き始めました。
本当はつらかったんだね‥
悲しいけど、寂しいけど
一生懸命悟られないようにしてたんだね‥と。
ぎゅーっとしながら
「毎日えさあげて面倒みてたもんね」
「大切だったから死んじゃったら悲しいよね」
と声をかけました。
すると涙をぽろぽろ流し始めて
ぎゅーをし続ける息子に
「優しいね、」とぎゅーっとし続けました。
心にゆとりがなかったら
この一瞬の息子の表情を見落としていたかもしれない。
ばたばた忙しくしていたら
気づかなかったかもしれない。
目の前の一瞬一瞬を見逃さないように
大切にしていきたいと感じた日でした。
息子よ、妹と弟が出来て
思う存分甘えられなくて
寂しい思いをさせているかもしれないけど、
ちゃんと見てるからね。
だいすきだよっっ!!
母のつぶやきでした。